ケニアらしい苦味とコクが味わえるコーヒー豆です。
特に苦味の強いコーヒー豆がお好みの方におすすめです。
フラミンゴの生息地としても有名な東アフリカ・ケニアが誇るグレート・リフト・バレーから届いたコーヒー豆。
国 | ケニア | ||
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エリア・農園 | ケニア山西部山麓 | ||
標高 | 1,700m前後 | ||
品種 | SL28, SL34 | ||
生産処理 | フルウォッシュド |
ケニアのコーヒー生産
1880年代にフランス人宣教師によりコーヒーが持ち込まれました。1896年にキアンブ 地区に広まり、高い標高、肥沃な土壌と気温に恵まれ、現在ではケニアのコーヒー豆は世界最高品質の一つとして有名です。 キアンブ地区は現在でもケニア最大産地の一つとしてしられ、キリンヤガ、ムランガとニエリと共にケニア全体の約70%の生産量を占める中央区域に属しています。その他の 30%は、マカコス(ケニア東部区域)とブンゴマ(ケニア西部)で生産されています。
ケニアのコーヒーは全体の55%が零細農家によって生産されています。
零細農家は自家精製(自宅で果肉除去、発酵・水洗処理)を禁止されており、収穫されたチェリーは全て登録する組合(FCS: Farmer Cooperative Society)が所有する水洗工場に持ち込まれます。水洗工場に持ち込まれたチェリーは果肉除去(パルピング/デパルプ)され、約12~36時間の発酵処理後、チャネルと呼ばれる水路での水洗・運搬時に、比重選別され、比重によって区 別されます。P1(比重が重く沈殿・沈んだパーチメント)とP2 (比重が軽く浮かんだパーチメント・フローター) その後、アフリカンベッドと呼ばれる高床式の乾燥棚にて最長3週間かけて天日乾燥されます。(夜間や正午前後はカバーされ、穏やかで均一な乾燥を促す)乾燥されたパーチメントは選別工場に持ち込まれ、風力・スクリーン・比重選別にかけられナイロビのオークションに出品されるか、直接取引され ます。