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News 2023.5.14

pic up coffee☕ May ②

イケメン バリスタチャンピオンと生産者が二人三脚で作り上げた

インドネシア アチェ エンパスサイード農園

アナエロビック ナチュラル

当店マスターより、「イケメンのバリスタが携わっている珈琲あるよ
飲んでみる?」との情報を頂き、私が飛びついて飲んだ珈琲を、
ご紹介いたします☕

イケメンのコーヒー=美味しい!となりがちな私ですが、
この珈琲はインドネシアのバリスタチャンピオンが、
世界で戦うために総力を挙げて作り上げた、とても気合の入っている珈琲です。

アナエロビック ナチュラル・・・とは?

この記事を読んでくださる皆様はご存じかもしれませんが、
私は何度読んでも覚えられないのでご説明しますね。

本当に簡単にご説明すると「空気を嫌う発酵」。
タンクの中に完全密閉されたコーヒーチェリーたちは、
潰れて果汁に満たされます。
そこでは微生物が活発に活動し、高濃度の二酸化炭素が発生。
→複雑な味わいに・・・!

というわけです。

この珈琲については、とても丁寧に選別・温度・スケジュール・環境管理が行われているため、非常にクリーンな味わいです。
クリーンな味わいの上に、フルーティーな香りもしっかりと出ております。

生産者 サイードさんについて・・・
エンパスサイード農園の農園主、サイードさんはガヨ地区における名門農家に生まれました。サイードさんは革新的な父の元、幼い頃から彼の仕事を手伝い、ドライミルのコーディネーターを務めていました。
そして、2017年には独立、自身で農園の経営に取り組みます。
彼はスペシャルティコーヒーを作り上げることが将来的にガヨのコミュニティの生活水準を向上させると信じ、知識を身につけ、様々な実験的な取り組みも行いました。
彼の取り組みはすぐに注目を集め、彼の農園は独立当時はわずか2haほどでしたが、今では60haにも広がり、賛同する地域の農家さんと共により世界を驚かすコーヒー作りを追い求めています。

コーヒーを作ることで、コミュニティの生活水準まで考える、なんて中々できないことですよね。。。

今回紹介するこの珈琲は、2021年のインドネシア バリスタ チャンピオンである、Mikael Jasin氏がサイードさんと一緒に作り上げたものです。
発酵時に添加すべき酵母菌や微生物を特定し、発酵具合も徹底管理され、
その後もチェリーの状態で1ヶ月ほどレスティングし、
より風味が増すよう保管する、、、
そしてようやく、ようやく、脱殻を迎え、世界クラスのコーヒーが出来上がるのです。

手間暇、珈琲への熱い想いの詰まった
バリスタチャンピオンが総力を挙げて作ったマイクロロットを
ぜひ ぜひご賞味くださいませ☕


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