Topicsコーヒー豆の入荷情報等、
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ベトナム ダラット ラダー ダブルイーストファーメンテーションウォッシュ
News 2023.7.16

pic up coffee☕ July②

3連休、暑い日が続きますね!
みなさま、こんにちは☕
いかがお過ごしでしょうか?

今週は、コーヒーとダイエットについてお伝えしようと思ったのですが、
ベトナムの美味しい珈琲が入ったので、そちらをご案内いたします。
(自由すぎるブログですみません☕)

ベトナム ラダー農園 THA-1 ダブルイースト
ファーメンテーション ウォッシュ

ダラット中心部から車で30分程度南に行ったところに、生産者であるDungさんのrader farmは位置しています。Rader farmの由来は、敷地内にある鉄塔なんだそうです。この鉄塔はベトナム戦争時代に情報収集のためのレーダーとして使用しており、それが農園のシンボルとして今もなお残っていることから名づけられました。

ベトナムの一大アラビカ産地ダラット

ダラットで作られるコーヒーの90%以上がウォッシュドでの精製。ナチュラルやハニーを行うには気候的に難しいエリアです。そのため、今回のDungさんら、地域の生産者さんはウォッシュドプロセスの中でいかにして良い香味のコーヒーを作るのかを研究し、品種、精製中の酵母などの微生物の添加、発酵時間の調整など、独自の精製の進化を遂げています。

果肉を取り除いた後、発酵槽にイースト菌を加えた水にミューシレージ(コーヒーチェリーの果実に入っている粘液)のついたパーチメントを浸し、168時間(約1週間)ほど発酵させます。

168時間ですよ、、、168時間。約1週間もの間、発酵させているのです。
しっかりと発酵がなされたコーヒーは、通常のウォッシュよりも、クリーンカップ(コーヒーの雑味がない感じ)が向上するのです。


柑橘系の明るい酸味があり、フレッシュジュースのような印象があります。また長時間の発酵により乳酸系の香味が加わり、クリーミーな質感を楽しんでいただけます。

酵母を加えた長時間の発酵は、管理が適切に行われないと、腐敗に転じてしまい、不快な香味が出てしまう事もあります。ですが、そのような味の汚れは全く感じず、精製の全工程でしっかりと管理がされていたことが分かります。

生産者がコーヒーとしっかりと向き合ったラダー農園の珈琲を
ぜひご賞味くださいませ☕

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