珍しいハーブのインフューズドコーヒーです。
ローズマリーの爽やかで甘いフレーバー、フレッシュなハーブ感も楽しめます。
混植栽培、栽培期間中農薬化学肥料不使用です。
国 | インドネシア | ||
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エリア・農園 | 北スマトラ州 カロ県 メレク地区 シマレン農園 | ||
生産者 | ヨハン氏、エディ氏 | ||
標高 | 1,300〜1,600m | ||
品種 | カティモール | ||
生産処理 | インフューズド ファーメンテーション | ||
焙煎度 | 中煎り |
トバ湖が作り出す恵みの循環
スマトラ島にあるトバ湖は、東南アジアで最大の面積の湖です。
琵琶湖の1.6倍ほどの大きさで、水深も500m程と深く海のような湖です。
7万年以上前、トバ火山の巨大噴火によりカルデラ湖が形成されました。
山の上が噴火でなくなり、台地となり、コーヒーの生産が行われています。
コーヒーの栽培に欠かすことのできない豊富な雨は、海の他に広く深いトバ湖からも雲が生成され、確保されています。
大地の上に降った雨はやがてトバ湖に戻り、また雲を作って雨を降らせる。
こうした循環が豊かな生態系を生み出しています。
シマレン農園
トバ湖の北西部に位置するシマレン農園は、トバ湖周辺では珍しいほど昔の原生林がそのまま残されています。
農園のオーナーのエディさんは、豊かな生態系を守るため、コーヒーの他に、オレンジやお茶なども有機栽培しています。
そのためか、農園には絶滅危惧種のオランウータンも生息するほど自然豊かな環境。農園内には大きな堆肥場もあり、周辺の家畜のフン、コーヒーパルプ・パーチメントなどを混ぜて堆肥作りをしており、地域の農家さんへの有機肥料の配布もおこなっています。
さらにシマレン農園では、Simalem Coffee AcademyというCQI指定のQグレード認証ラボがあり、充実した設備を完備し、高品質なロットのコーヒーを少量から作り出すことを可能にしています。
ラボでは、コーヒーチェリーから抽出した天然酵母を培養し、発酵工程に活用するなど先進的なプロセスを研究しています。
今までのインドネシアのコーヒーのイメージを覆すような味わいが作り出されています。
ローズマリーのインフューズドコーヒーをぜひお楽しみください♪