チョコレートのようなの甘さとどっしりとした口当たりが特徴のコーヒー豆です。
国 | ボリビア | ||
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エリア・農園 | カラナビ ヌエバジュスタ | ||
生産者 | アセンシオ・ティコナ氏 | ||
標高 | 1,600m | ||
品種 | 70%カトゥーラ、20%カトゥアイ、10%ティピカ | ||
生産処理 | ウォッシュド | ||
焙煎度 | 中深煎り |
ボリビアコーヒー
ボリビアのコーヒー生産地は南ユンガン(タケシ)、北ユンガス(カラナビ、コロイコ)に分けられます。もともとボリビアではアルティプラーノと呼ばれる、ラパス近郊の高原地帯がスペイン人入植者によって開拓されました。
アルティプラーノは金、銀、すずなどの鉱山資源は豊富にありましたが、4,000mに近い冷涼で過酷な環境は農業には適しませんでした。そこで、住民たちは肥沃で気温も穏やかで過ごしやすいユンガス地域へ移動していきました。
先にコーヒー生産が栄えたのはタケシの方でしたが、よりコーヒー栽培に適したコロイコやカラナビに産業が移っていき、カラナビはボリビアコーヒーの首都と呼ばれ、大集散地となりました。
アセンシオ・ティコナ氏の農園はこのカラナビをとりまく山の中腹にあります。
チェリーは真っ赤な実だけを丁寧にセレクトピッキングし、農園の中の小さなウエットミルで生産処理され、サスペンディド・パティオで天日乾燥させています。
特別な化学肥料などは与えず、雑草も手作業で刈り取りとっており、深く緑に輝く葉を見るとこの土地の肥沃さがよくわかります。最高に心地よいスペシャリティーコーヒーです。